便秘気味のお子さんが心配な方はいらっしゃいませんか?そんな方は...
- このままくせにならないか心配…
- 放っておくのは良くない…
- なるべく自然に治してあげたい…
と感じている方は多いはず。
最近は運動不足やストレス、食生活の乱れから子供の便秘が増えているといわれています。
私も子育て中、子どもがトイレに行けずお腹を痛がることがあり、とても心配になりました。
「病院に行くほどではないけど、おうちで何かできることはないかな?」と気になっている方におすすめなのが、
「腸活」です。
実は私自身、腸活を始めて6年以上経ち、今でも体調管理、メンタルの安定に役立てています。
この経験から、子供でもやさしく取り入れられる「腸活」についても考えるようになりました。
「腸活」と聞くと、まず思い浮かぶのは食物繊維が豊富な食べ物かもしれません。
でも、実は飲み物である“ココア”も、腸活にぴったりのアイテムなんです。
しかも、ほんのり甘くて、間食や朝ごはんにも取り入れやすい。
子どもでも無理なく飲めて、「おいしいから続けられる」というのも大きな魅力です。
今回は、そんな理由から「子どもの便秘対策におすすめしたい、腸活にぴったりなココアを厳選して3つ紹介します!
特に小学生高学年のお子さまに、無糖・高カカオのココアを厳選しています。

私は腸活を続けて6年目になります
仕事で上司が変わったタイミングで、
ストレスから体調不良になりましたが、
腸活を始め、続けることで
今ではすっかり健康を取り戻しました
腸活は心身を健康にする、私にとって大切な習慣です
以下の記事では、大人が腸活でココアを飲んだときに得られるメリット、デメリット、また注意点などを解説しています。
おすすめのココアも紹介しているので、大人の女性はぜひ参考にしてみてください。


便秘気味の子供に安心!おすすめのココア3選


市販の甘いココアは子供に人気ですが、実はお砂糖がたっぷり含まれている調整ココアと呼ばれるものが多く、毎日飲むには少し心配…。
ここでは、子供が好きな甘いココアは避けて厳選しています。なぜなら、甘さは、はちみつやバナナなど自然な甘みで調整できるので、安心して続けやすく、腸活にも効果的です。
子どもが毎日飲めて、体にやさしい。そんな視点で選んだおすすめの3つのココアを紹介します。
もし、お子さんが甘いココアをお好みなら、はちみつやオリゴ糖など、おなかにやさしい甘みを足してあげてくださいね。


森永製菓 カカオの力 CACAO70 200g
カカオ成分70%配合で、ポリフェノールや食物繊維がたっぷり含まれた腸活向けのココアです。
甘さ控えめの、機能性表示食品なので、一般的なココアよりもビターな味わい。小学生以上のお子さんや、健康志向のご家庭におすすめです。
牛乳に混ぜて、はちみつやバナナを加えると自然な甘みが出て、お子さんでも飲みやすくなります。
カフェインが入ってないので、晩御飯のあとにもぴったりです。



バナナは水溶性食物繊維やオリゴ糖が含まれています
ミキサーでスムージーにしてココアと混ぜるのもおすすめです


NICHIGA(ニチガ) 純 ココアパウダー Pure cocoa Powder 500g 砂糖不使用・無香料 カカオ豆100%
NICHIGA(ニチガ) 純 ココアパウダーは、国産メーカーのピュアココアです。
砂糖・添加物不使用、100%カカオで腸活に最適です。小学生高学年以降のお子様におすすめです。
また、500gの大容量なのでコスパが最高です。溶けやすく、お菓子作りにも最適。
砂糖が入ってないので、お子様に合わせた甘さを足してあげましょう。例えば、オリゴ糖、米麴甘酒、はちみつなどを加えて飲むと、腸活にピッタリです。





カカオ100%のココアは、小学生高学年以上の子どもさんにおすすめです
低学年以下の子どもには、少量から牛乳に混ぜて飲むと、刺激が和らぎます
レインフォレストハーブ ナチュラルココアパウダー 有機JASオーガニック 300g 1袋 無糖 カカオ100% NATURAL COCOA POWDER
レインフォレストハーブのナチュラルココアパウダーは、カカオ100%で、スーパーフードです。
レインフォレストハーブジャパンは、東京に本社を置く会社で、健康食品の製造、販売を行う会社です。オーガニック、無添加にこだわった製品を提供しています。
レインフォレストハーブ ナチュラルココアパウダーは、砂糖不使用、非アルカリ化処理された“ナチュラルココア”です。
カカオ本来の栄養がしっかり残っていて、ポリフェノールや食物繊維もたっぷりです。
少し酸味のある自然な風味なので、はちみつや牛乳でアレンジすれば、子どもでもおいしく飲めます。



砂糖不使用のココアに米麹甘酒を混ぜるとほのかな甘みがプラスされます
以下の記事では、私の米麹甘酒を使った腸活の経験を紹介しています。興味がある方は是非ご一読ください。


子供の便秘、様子見で大丈夫?長引くリスクとは


子供がお腹が苦しそうにしていると、気になりつつも、「そのうち治るかな…」「元気だし…」とついつい様子見してしまうことがあります。
しかし、子供の便秘が長引くと、以下のようなリスクが考えられます。
- 排便を我慢してしまう癖がつく
- 便が固くなり、排便時に痛みがでると悪循環
- 食欲不振や集中力の低下



長引く前に、適切な対策を取りましょう
排便を我慢してしまう癖がつく
便秘が続くと、排便時に痛みを感じやすくなり、子どもが「トイレ=痛い」「怖い」と感じてしまうことがあります。
その結果、便意があっても我慢するクセがつき、さらに便秘が悪化する悪循環に。
特に小学校低学年のお子さんは、自分の体調をうまく伝えられないこともあるため、早めに対策してあげることが大切です。
排便時に痛みがでる
便秘が続くと、腸の中で便がどんどん硬くなり、出すときに痛みが出るようになります。
とくに子どもは肛門周りの皮膚がやわらかいため、切れやすく、排便後に出血することも。
一度痛みを経験すると、それが怖くてトイレを避けるようになってしまうこともあるため、できるだけ便を硬くしないよう日ごろから対策しておくことが大切です。
食欲不振や集中力の低下
便秘が続くと、腸内に老廃物がたまってお腹が張り、食欲が落ちたり、なんとなく元気がなくなることがあります。
また、腸の不調は自律神経にも影響しやすく、イライラしやすくなったり、勉強や遊びに集中できなくなる子もいます。
特に小学校低学年の子供は、自分の不調を言葉でうまく説明できないこともあるでしょう。
「好きなものを残すようになった」「なんとなく落ち着きがない」などのサインがあれば、便秘が原因かも?と一度しっかり子供の体調と向き合ってみるのもいいでしょう。
心のケアも忘れずに
小学生の中学年ごろになると、排便に関することを「恥ずかしい」と感じる子が増えてきます。
学校ではトイレに行くのをためらったり、親にもうまく伝えられず、ひとりで我慢してしまうことも。
無理に聞き出すのではなく、「お腹の調子どう?」「最近出た?」とさりげなく話しかけることが大切。
また、朝やおやつの時間にココアを一緒に飲むなど、リラックスできる時間を作って心をほぐす工夫も効果的です。
親子で穏やかに向き合う時間が、腸活そのものに直結するでしょう。



まずは子供との時間を作りましょう
子どもの腸活にはどんなメリットがある?


便秘対策のために始めた腸活ですが、腸活は、便秘の改善以外にも、子どもの心と体にたくさんのうれしい効果をもたらしてくれます。
ここでは、子供が腸活を習慣化すると得られる3つのメリットを紹介します。
生活リズムが整う
腸の動きが整うと、自然と排便のリズムができて、生活のリズムが整います。
朝、気持ちよくスッキリできると、そのあとの朝食もしっかり食べられ、1日のスタートがスムーズに。
反対に便秘が続くと、不快感や食欲の低下から、朝、登校前にバタバタしたり、学校での集中力にも影響が出ることがあります。
また、腸は「幸せホルモン」といわれるセロトニンを作る場所でもあります。
セロトニンは、夜になると脳内で眠気を促すホルモンに変化するので、腸内環境が整うと睡眠の質も向上しやすくなります。
早寝早起きが自然にでき、生活リズム全体が安定してくるのも、腸活のうれしい効果です。



朝起こさなくても起きてきてくれると、
一日がスムーズにスタートします
風邪を引きにくい
腸内環境が整うと、免疫力の向上にもつながるといわれています。
体内の免疫細胞の約7割が腸に存在していて、腸内環境がよくなると、ウイルスや細菌への抵抗力も高まるといわれています。
私自身、腸活を続けていたら、毎年つらかった花粉症の症状がだいぶ軽くなった経験があります。
これは腸内の炎症が抑えられ、免疫バランスが整ったことが影響しているのかもしれません。
風邪予防だけでなく、アレルギー体質が気になるお子さんにも、腸活は心強い生活習慣になります。



うちも小学4年生くらいから花粉症を発症してしまって、
耳鼻科は毎年通っていました
その時は、腸活が花粉症に効くとは知らなくて、
クスリを飲む選択しかありませんでした…
ココアだったら子供はうれしいし、親も安心して
作ってあげられますね
気持が安定する
「腸と脳はつながっている」という言葉を聞いたことはありますか?
これは「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」と呼ばれるしくみで、腸内環境が整うことで気持ちが落ち着いたり、ストレスに強くなるといわれています。
腸では、感情に関係するセロトニンの材料がつくられるため、腸が元気になると、イライラしにくくなったり、前向きな気持ちを保ちやすくなります。



私自身も、腸活でストレスを克服した経験があります
腸活は、続けることが重要です
以下の記事では、私がココア以外で腸活アイテムとして利用しているサプリを紹介しています
ぜひ参考にしてみてください


ココアが便秘に効く理由3つ


ココアは美味しいだけでなく、腸にうれしい効果がある飲み物です。
食物繊維だけでなく、ポリフェノールや自律神経への作用もあることから、便秘がちな子どもにもやさしくサポートしてくれます。
ここでは、子どもの便秘対策におすすめできる3つの理由をわかりやすくご紹介します。
以下の表は、この記事で紹介したココアの食物繊維とカカオポリフェノールの含有量を記載したものです。
その他にも、バンホーテンの腸活ココアも参考に入れてみました。


食物繊維が豊富な食べ物の代表的なものがごぼうです。ごぼうには、100g当たり約5.7gの食物繊維が含まれています。
また、キウイには100gあたり約2.5g、しめじには100gあたり約3.7gの食物繊維が含まれています。
男子 22.5g 女子 20.5g
子どもはどうしても野菜を積極的に食べないなど、食物繊維が不足しがちです。便秘気味の子供ならなおさら食べてほしいのに…
そんなときに、おいしいココアで食物繊維をプラスできるというのは、親としても助かります。
食物繊維が豊富
ココアには、不溶性食物繊維がたくさん含まれていて、腸内で便をかさ増しし、腸の蠕動運動を促します。特に、カカオ成分が高いココアには、調整ココアと比べて食物繊維が多く含まれています。
子供が便秘になりがちな原因の一つが野菜や果物の摂取不足ですココアなら、飲み物として手軽に食物繊維を補えるので、朝食や、おやつ、食後に取り入れるだけで腸活のサポートができるのがうれしいですね。
ポリフェノールが腸内環境を整える
ココアに含まれる「カカオポリフェノール」は、抗酸化作用が高く、腸内環境のバランスを整える働きがあるといわれています。
私たちの腸の中には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在していますが、カカオポリフェノールは善玉菌のエサとなって、その活動をサポートする役割を持っています。
また、腸の中に炎症やダメージがあると、便秘や下痢などの不調につながりやすくなりますが、ポリフェノールの抗酸化作用により、腸内の粘膜を健やかに保つことが期待できるのです。
特に、カカオ成分が高めのココアには、多くのポリフェノールが含まれていて、お腹の調子が気になるお子さんでも、毎日の飲み物として自然に腸活に取り入れられるのがうれしいポイントです。
リラックス効果で自律神経を整える
子供の便秘の理由の一つに、環境の変化についていけず、ストレスや緊張などによる自律神経の乱れも関係していることがあります。
ココアに含まれるテオブロミンという成分には、気持ちを穏やかにしてくれるリラックス効果があるともいわれています。
リラックスできると、腸の動きをコントロールする自律神経が整いやすくなります。
新学期、修学旅行など、子供は親が知らないところでストレスを感じ、便秘という症状に現れているのかもしれません。
そんな時、家族と一緒においしいココアでほっと一息つける時間をつくることが、便秘対策や、集中力アップにもつながるでしょう。
ココアは、「便秘気味だけど病院に行くほどではない…」というお子さんの腸活にぴったりの飲み物です。
おうちで簡単に、しかも、安心して取り組める「ココアで腸活」を始めてみませんか?
子供がココアを飲むときの注意点


子供の便秘の解消に、ココアを取り入れる際の注意点を解説します。
市販のココアにもたくさんの種類があるので、腸活に向いているココア選びをしましょう。
カフェインや砂糖に気を付ける
ココアは甘くておいしいイメージですが、カフェインや砂糖の量に注意が必要です。
カカオには少量ながらカフェインが含まれていて、寝つきが悪くなることもあるでしょう。
また、市販の調整ココアには砂糖が多く含まれていて、毎日飲むには少し抵抗があります。
腸活のためにココアを取り入れるなら、無糖のピュアココアを選んで、好みの甘さで調整するのをおすすめします。
お子さんの体調や年齢に合わせたココア選びが大切です。
飲むタイミングに注意
一般的にココアには少量のカフェインが含まれているため「夜は避けた方がいい」と言われることもありますが、
無糖のピュアココアならカフェイン量はごくわずかです。
寝る前にほっとひと息つくリラックスタイムにぴったりな飲み物としてココアを楽しんでいるご家庭も多いようです。
習いごとからの帰宅後やお風呂上りに、ココアをゆっくり楽しむ習慣がつくと楽しみが増え、リラックスタイムにもなりますね。
ただ、砂糖やカフェインが含まれる調整ココアは、朝やおやつの時間帯の方が安心です。
アレルギーがある子は事前にチェック
カカオやココアは基本的にアレルギーの原因になりにくいですが、まれにカカオのタンパク質に反応するケースもあるようです。
初めて飲む場合は少量から様子をみるのがおすすめです。
また、乳成分や香料・添加物に敏感なお子さんの場合は、原材料や製造工程にも注意して選んであげましょう。
まとめ
子供の便秘は、目が届かないところで起こっているので、なかなか気づいてあげられないのが悩ましいです。
この記事では、便秘予防や、改善、また健康維持のために無理なく続けられる腸活の一つとして、高カカオのココアをおすすめしました。
今回紹介したココアは、どれも無糖なので、甘さや飲み方を調整しながら子どもに合った続け方ができるのがいいですね。



高カカオのココアは少し苦味がありますが、
バナナやはちみつ、甘酒などで甘さを調整できるのも、ピュアココアの魅力です
飲み方を工夫しながら、お子さんの「お気に入りの一杯」を見つけてみてくださいね。
自然な甘さで腸活にも適した米麹甘酒を以下の記事で紹介しています。ぜひ、腸活を取り入れる際の参考にしてみてください。


よくある質問 FAQ
子供の腸活にココアを取り入れる際のちょっとした疑問を解決します。
高カカオのココアは苦くて飲みにくくないですか?
無糖のピュアココアは苦味がありますが、バナナ・はちみつ・甘酒など自然な甘みで調整すると飲みやすくなります。それぞれの家庭でアレンジできるのがピュアココアの魅力です。
ピュアココアのおすすめレシピはありますか?
甘さ控えめのピュアココアは、はちみつやバナナを加えてホットドリンクにするのが定番ですが、牛乳と混ぜて作るココアラテや、オートミールに混ぜるのも人気です。
冷やしてもおいしいので、季節に合わせてアレンジできます。
牛乳以外でも作れますか?
はい、牛乳の代わりに豆乳・オーツミルク・甘酒などでもおいしく作れます。
お子さんの好みに合わせて、いろいろなバリュエーションを試してみるのもおすすめです。
ヤクルトなどと一緒に飲んでもいいの?
ココアとヤクルトを飲むこと自体は問題ありませんが、腸内環境へのアプローチが異なるため、同時に摂らずに、それぞれをタイミングを分けて取り入れるのがおすすめです。



腸活に「寝かせ玄米」もおすすめです
普通の玄米よりもモチモチしていて食べやすいのが特徴です
気になる方は以下の記事をご一読ください

