腸が調子悪いと身体が重いし、すべてにおいてやる気が起きないわ。
腸は第二の脳ともいわれてとても大事な部位なのね
腸活には酵素がいいみたいよ
40代以降、身体の不調を感じている方はいらっしゃいませんか?
体に良い食事や生活習慣を取り入れることで、健康を取り戻すことができます。その中でも、特に注目されているのが「米麹」です。お金をかけずにできる腸活として、米麹を活用する方法を紹介します。
日々のストレスで腸内環境が悪化して、なんだか毎日がすっきりしない、身体がだるく、やる気が出ない、といった方に、米麹を発酵させてつくる甘酒、麴水を活用して体調不良を乗り越えた経験を紹介します。
米麴とは?その健康効果
米麹(こめこうじ)とは、蒸した米に麹菌(こうじきん)を付着させ、一定の温度と湿度の環境で発酵させたものです。麹菌はカビの一種で、発酵の過程でさまざまな酵素を生成します。
発酵させることで米は甘くなり、さまざまな風味や栄養素が生まれます。米麹は、味噌、醤油、日本酒などの発酵食品や調味料の製造に欠かせない重要な材料です。
米麹の酵素が米のデンプンを糖に分解し、自然な甘み、風味を引き出します。
米麹の健康効果は多岐にわたります。まず第一に、米麹は腸内環境を整える効果があります。
米麹に含まれる酵素や乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制する働きがあります。これにより、便秘や下痢の改善、腸内フローラのバランスを整える効果が期待できます。
さらに、米麹にはビタミンB群やアミノ酸が豊富に含まれており、これらの栄養素はエネルギー代謝や疲労回復に役立ちます。
特に、ビタミンB1は炭水化物の代謝を促進し、エネルギーを効率よく生み出す助けをします。アミノ酸は、筋肉の修復や免疫機能の向上にも寄与します。
また、米麹に含まれる酵素は消化を助ける働きがあります。食物を消化しやすい形に分解することで、胃腸への負担を軽減し、栄養素の吸収を促進します。これにより、消化不良や胃もたれの予防にも効果的です。
さらに、米麹には抗酸化作用があります。麹菌が生成するメラノイジンという成分が、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぐ効果があります。これにより、美肌効果やアンチエイジングにも効果を発揮します。
このように、米麹は腸内環境の改善、エネルギー代謝の促進、消化機能の向上、抗酸化作用など、さまざまな健康効果を持っています。
手軽に取り入れられる発酵食品として、日常の食生活にぜひ活用してみてください。
米麴を使った腸活の始め方
米麹を使った腸活は簡単に始められます。まずは、米麹を手に入れることから始めましょう。スーパーやオンラインショップで購入可能です。
次に、米麹を使って甘酒を作ります。甘酒は腸内環境を整えるのに最適な飲み物です。
甘酒の作り方
- 材料:米麹200g、水500ml。
- 手順:
- 米麹をほぐし、温度が60℃程度の温水に混ぜます。
- よく混ぜたら、炊飯器の保温機能を使い、60℃で8〜10時間保温します。
- 甘い香りが漂い、米麹が発酵して甘酒が完成します。
甘酒はそのまま飲むこともできますし、ヨーグルトにかけたり、スムージーに混ぜたりしても美味しいです。また、味噌や醤油などの発酵食品にも米麹を使うことで、腸活効果が期待できます。
日常の食事に米麹を取り入れると、腸内フローラが整い、便秘や下痢の改善、全体的な消化吸収の向上が期待できます。まずは甘酒から始めて、米麹の健康効果を実感してみてください。
ヨーグルトメーカーでも作れますよ!
炊飯器が使えない時はヨーグルトメーカーで代用してもいいですね
麹水の作り方
甘酒が苦手な方に、麹水をおすすめします。
麹水はそのまま飲めて無理なく続けられるので、腸活を簡単に始めたい方にはぴったりです。
麹水も甘酒同様、酵素や乳酸菌が含まれており、腸内環境を整える効果があります。毎日飲むことで、腸内の善玉菌を増やし、便通を改善する効果が期待できます。
1.材料:米麹50g、水1リットル
2.手順
1.清潔なボウルとスプーンを用意します。米麹を計量し、ほぐしておきます。
2.ほぐした乾燥米麹をお茶パックに詰めます。しっかりと封をして、米麹が漏れないようにします。
3.ボウルやピッチャーに水1リットルを入れ、米麹を詰めたお茶パックを浸けます。
4.お茶パックを浸けたボウルにラップをかけ、室温で一晩(8〜12時間)置きます。この間に米麹の酵素が水に溶け出し、麹水が完成します。
5.完成した麹水は、清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で約1週間保存可能です。
お茶パックの米麹は、連続で2回使用できますが、2回目のお茶パックの米麴の発酵による酵素やアミノ酸、ビタミン、ミネラルの量は1回目よりも少ないです。
米麹のお茶パックを1回の利用で捨ててしまうのはもったいない・・と思う方は2回利用してみてもいいでしょう。
甘酒、麹水の両方を試してみて、ご自身に合って、継続できそうな方を選ぶといいのではないでしょうか。
麹水はご飯の時にも飲めるから無理なく続けられそう!
甘酒は豆乳と割ってもおいしいですよ
\伊勢惣 みやここうじ 1kg/
米麹の甘酒を飲み始めて感じた変化と効果
米麹の甘酒を飲み始めてまず感じたのは腸の調子が良くなったことです。お腹の張りが改善されて、身体が軽くなったように感じました。
これは、米麴に含まれる乳酸菌や酵素が腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを整えた結果だと思います。
次に、肌の調子も良くなりました。お肌は腸の環境と深く関わっていることを実感できたのだと思います。
肌の調子が良くなった理由として、米麹がもつ以下の成分が効力を発揮したようです。
- アミノ酸
- ビタミン
- ミネラル
米麹にはアミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、肌に潤いを与えて健やかな状態に導きます。さらに、血流を改善する効果もあり、冷え性の改善にも役立ちます。
また、米麹はメラニンの生成を抑制し、シミの予防や美白効果が期待できます。
このように、私は米麹の甘酒で、ストレスで疲れきった腸を復活させ、元気を取り戻しました。腸が疲れていると日々の生活にハリがなくなってしまいます。
特に子育てが忙しい時期は身体を休めるタイミングがなく、疲れた状態にさらに職場のストレスが加わると精神的にも参ってしまいます。
時間とお金を掛けずに元気を取り戻す方法として、米麹の甘酒はおすすめの一品です。
腸内環境が整えて身体が軽くなる上に美肌効果が期待できる米麹の甘酒を作ってみましょう。
ノンアルコールなので朝に飲んでも大丈夫ね
無加糖なのがうれしいですね
\伊勢惣 みやここうじ 1kg/
米麹を使った腸活を続けるためのコツと注意点
米麹を使った腸活は、甘酒、麴水を自宅で簡単に作って飲めるので、長く続けることが可能です。
米麹を使って腸活を続けるコツ
- 日常に取り入れる
- バリエーションを持たせる
- 適量を守る
- 保存方法を工夫する
米麹を使った甘酒や麹水を毎日の習慣にしましょう。朝食時やおやつの時間に取り入れると続けやすいです。甘酒はそのまま飲むか、生姜をすって入れると味の変化を楽しめます。
また、甘酒や麹水の他にも、米麹を使った味噌や醤油、塩麹を料理に活用するなど、バリエーションを持たせましょう。
砂糖やみりんに変わって米麹を使用すると、味に自然な深みが出るので、いつもの料理に豊かな風味と栄養価を加えることができます。
甘酒と麹水は過剰摂取は避け、適量を守ることが大切です。1日あたり甘酒なら100ml〜200ml、麹水なら1杯(約200ml)を目安に摂取しましょう。
そして、甘酒や麹水は冷蔵庫で保存し、1週間以内に消費するようにしましょう。冷凍保存も可能なので、長期間保存したい場合は小分けにして冷凍すると便利です。
使い終わった米麹は、水分を切って
お肉にすりこませて臭みを取ったりしています。
麹菌が残っていることでお肉のタンパク質を分解してくれます
米麹を使って腸活を続ける注意点
- アレルギーの確認
- 保存環境に注意
- 体調の変化を観察する
米麹にはアレルギーの可能性があるため、初めて摂取する場合は少量から始めて体調を確認しましょう。アレルギー反応が出た場合は、すぐに摂取を中止し、医師に相談しましょう。
また、米麹は湿気や高温に弱いため、保存環境に注意が必要です。乾燥した冷暗所に保管し、開封後はできるだけ早く使い切るようにしましょう。
米麹を取り入れた食生活を始めたら、体調の変化を注意深く観察しましょう。もし体調が悪化する場合は、摂取を中止
しましょう。体に合っていない場合が考えられます。
まとめ
米麹を使った腸活は、腸内環境が整い、美肌効果が得られるだけでなく、私は髪の毛のツヤにも改善がみられました。
米麹に含まれるビタミンやアミノ酸、ミネラルは、頭皮の血行を促進し、体内から毛根に栄養を与えるといわれています。
人によって効果の違いはありますが、ご自身に合っていると感じたら、継続して摂取してみましょう。
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