腸活を始めるなら米麹の甘酒がおすすめです。
この記事では、米麹甘酒の効果と毎日の食生活に取り入れやすい具体的なレシピをご紹介します。
ぜひ参考にして、健康的な生活を送りましょう!
ⓘこのページには一部、広告が含まれています。
米麹の甘酒は飲む点滴といわれるほど、栄養価が高いそうです
夏バテ防止にも効果があるみたいですよ
米麹甘酒が腸活に良い理由
米麹甘酒には、腸内環境を整える上で嬉しい効果がたくさんあります。
善玉菌のエサになるオリゴ糖
米麹甘酒には、善玉菌のエサとなるオリゴ糖が豊富に含まれています。
米麹甘酒には、主に以下のオリゴ糖が含まれています。
- フラクトオリゴ糖:果糖分子が結合したオリゴ糖で、特にビフィズス菌の増殖を助けます。
- ガラクトオリゴ糖:乳糖から作られるオリゴ糖で、乳酸菌やビフィズス菌に有効です。
オリゴ糖は小腸で吸収されずに大腸まで届き、大腸の善玉菌が増えることで、腸内環境が改善され、便秘解消や免疫力アップが期待できます。
消化を助ける酵素
米麹甘酒には、消化酵素のアミラーゼやプロテアーゼが含まれています。
これらの酵素が、食べ物の消化を助け、胃腸の負担を軽減してくれます。
最近、消化が遅いなぁと感じています
アミラーゼ
アミラーゼはでんぷんを分解してブドウ糖に変える酵素です。ご飯やパン、麺類などの炭水化物の消化を助けます。
炭水化物の消化不良による胃もたれや腹部の膨満感を軽減します。
プロテアーゼ
プアテアーゼはタンパク質を分解してアミノ酸に変える酵素です。肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質の消化を助けます。
タンパク質の消化不良による胃もたれや消化不良を軽減し、栄養の吸収を促進します。
豊富なビタミンB群
米麹甘酒には、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、腸内環境を整えるだけでなく、疲労回復や美肌効果も期待できます。
食物繊維
米麹甘酒には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。
食物繊維は、腸内をきれいにしてくれるだけでなく、血糖値の上昇を抑える効果もあります。
一般的な米麹甘酒100gあたり0.4g程度の食物繊維が含まれています。
食物繊維が豊富な菊芋パウダーを以下の記事で紹介しています
興味がある方はぜひご一読ください
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は水に溶ける性質を持ち、腸内でゲル状になって便を柔らかくし、排便をスムーズにします。
また、糖やコレステロールの吸収を抑える働きもあります。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維は水に溶けない性質を持ち、腸内で水分を吸収して膨らみ、便のかさを増やして腸の蠕動運動を促進します。
特に水溶性食物繊維は意識して摂取しないと不足がちになってしまいます
参照:アリナミン製薬株式会社 オリゴ糖はお腹に良い?働きやオリゴ糖を含む食品、おすすめの摂取方法も紹介
:鈴廣かまぼこ株式会社 サカナのちからオンライン ショップ
:由岐病院だより アミラーゼ
米麹甘酒の選び方
腸活効果を高めるためには、砂糖不使用の米麹甘酒を選びましょう。
その理由を下記で詳しく解説します。
なぜ砂糖不使用がいいの?
- 血糖値の急上昇を抑える
- カロリーを抑える
- 腸内細菌のエサにならない
砂糖は血糖値の上昇をもたらし、カロリーが高く、悪玉菌のエサになりやすい特徴があります。
砂糖不使用の米麹甘酒は、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維が豊富で、腸内環境の改善に役立ちます。
甘党の方はどうしても砂糖を摂取しがちですね
食後のおやつを米麹甘酒を使ったレシピに置き替えれば、砂糖の摂取が抑えられるわ
なぜ無添加がいいの?
- 腸内環境への負担を軽減
- 素材本来の味を楽しむ
- アレルギーのリスクを低減
多くの食品添加物は腸内細菌のバランスを崩し、腸内環境を悪化させる可能性があります。
この腸内環境の乱れは、免疫機能の低下を引き起こし、アレルギー反応が起こりやすくなる原因の一つと考えられています。
腸内細菌は、免疫細胞のバランスを調整する役割を担っており、悪玉菌が増えると、免疫細胞が過剰に反応し、花粉や食物などに対してアレルギー症状を引き起こす可能性が高まります。
無添加の米麹甘酒は、腸内環境に優しく、安心して摂取できます。
家族の健康を考えると、砂糖と添加物の摂取量は見直したいわね
自然な甘さの米麴甘酒は甘酒が苦手でも多くの料理に応用がききますよ
おすすめ!米麹甘酒レシピ
自然な甘さの米麹甘酒は、甘すぎるものが苦手な家族にもおすすめです。
様々なレシピに活用することで、これまでの食生活にプラスαの効果が得られますよ
ただし、60℃以上で加熱すると麹菌の酵素が壊れてしまうため、効果を最大限に得るためには、加熱せずにそのまま、もしくは40℃以下の温度で調理することが大切です。
今回は、甘酒が苦手な方でも美味しく食べれる、アレンジレシピをご紹介します。
1. 甘酒ヨーグルト
- 材料:米麹甘酒 100ml、ヨーグルト 100g、お好みでフルーツやシリアル
- 作り方:米麹甘酒とヨーグルトを混ぜるだけ。フルーツやシリアルをトッピングすれば、朝食にもぴったりです。
2. 甘酒ドレッシング
- 材料:米麹甘酒 大さじ2、オリーブオイル 大さじ2、醤油 大さじ1、酢 小さじ1、すりおろし生姜 少々
- 作り方:全ての材料を混ぜ合わせるだけ。サラダや温野菜にかけて、さっぱりといただけます。
3. 甘酒スムージー
- 材料:米麹甘酒 100ml、バナナ 1本、牛乳 100ml、お好みでヨーグルトやはちみつ
- 作り方:全ての材料をミキサーにかけるだけ。食物繊維も豊富で、おやつにもおすすめです。
4. 甘酒マリネ
- 材料:鶏肉 200g、米麹甘酒 大さじ3、醤油 大さじ2、生姜のすりおろし 小さじ1
- 作り方:鶏肉と混ぜ合わせた調味料を、30分ほど漬け込む。フライパンで焼けば、メインディッシュにもなります。
甘酒マリネは加熱調理しますが、甘酒の酵素の働きでお肉が柔らかくなり、旨味アップを実感!麹菌由来の栄養素も残っているので、美味しく健康的な一品になりますよ
5. 甘酒ディップ
- 材料:米麹甘酒 大さじ3、クリームチーズ 50g、レモン汁 小さじ1、クラッカーや野菜スティック
- 作り方:クリームチーズを常温に戻し、他の材料と混ぜ合わせる。クラッカーや野菜スティックにつけて、おつまみやおやつに。
次は番外編です
6.甘酒パック
材料:米麹甘酒:大さじ2 小麦粉:大さじ1
作り方:米麹甘酒と小麦粉を混ぜ、洗顔後の顔に塗る。10分ほど置いて洗い流す。
麹菌の酵素やビタミンが、古い角質を優しく除去し、透明感ある肌が期待できます
米麹甘酒が飲む点滴といわれているのは保湿力にあります
まとめ
米麹甘酒は、腸活や美肌効果だけでなく、様々な健康効果が期待できるスーパーフードです。
砂糖不使用・無添加のものを選ぶと、その効果を最大限に引き出すことができます。
今回ご紹介したレシピ以外にも、甘酒は様々な料理に活用できます。
甘酒が苦手な方も、ぜひ色々なアレンジを試して、ご自身の好みの味を見つけてみてください。
毎日の食卓に甘酒を取り入れ、美味しく健康的な生活を送りましょう!
コメント